ブログ
2021年 10月 22日 社会科目の暗記方法!
こんにちは!担任助手の太田帆南です。
今回は世界史の勉強方法について書こうと思います。
世界史を勉強する上でやらない方が良いことは、「ダラダラ教科書を読んでとりあえず周回しよう」というような勉強方法です。
理由は、世界史の教科書はページ数が膨大で、ダラダラ読んでいるといつまで経っても読み終わらず、すべて読み終わったとしてもやった気になっているだけで実際は何もおぼえられていない可能性が高いからです。
だから、まだインプットが完了していないところに絞りその分野だけをまず3日間毎日読み、その1週間後にもう一度しっかり覚えられたか再点検という勉強方法がおすすめです。
この方法だとその日に覚えなければならない分野が明確になるので、効率がいいです。
教書を読みながら勉強するときにしてほしいことは、一度その分野の教科書を読み終わった後に資料集で流れを整理して、何も見ずに資料集の年表の流れを完璧に説明できるようになるまでやるということです。
これを繰り返すと苦手分野を完璧に覚えることができるので、すき間時間も使って何も見ずに説明できるかを徹底的に繰り返しましょう。
ある程度基礎のインプットが終わったら、縦(特定の地域ごとの時代)のつながりではなく、その時代の横のつながり(同じ時代での異なる大陸での出来事)を整理します。
先に述べた勉強方法だけだと、ある時代の特定の地域の歴史については完璧に説明できるようになりますが、同じ時代の他の地域の歴史はすぐに思い出せず、共通テストに対応できないので、こちらもやるべきです。
戦争が多い時代だと、特にどの国がいつ何をしたのかを混同しやすいので、しっかり整理して得点源にしましょう。
歴史の縦のつながりと横のつながりをある程度整理できたら単元ジャンル演習を使ってアウトプットします。
インプットをひたすらやっても、「実際にどういう形式で問題が出やすいのか」、「客観的にみて自分はどの分野を苦手としているのか」を理解していないと得点は伸びません。
単元ジャンルで苦手分野を洗い出し、すぐに復習してその穴を埋めるということを繰り返すとより効果的に苦手を克服できます。
単元ジャンルが終わったら、私大の細かい問題に対応するために、教科書の太字にはなっていないが大事そうなことろまでしっかり覚えます。
私がやっていた方法は、数をこなして暗記するという方法です。
約400ページの教科書を毎日100ページか200ページずつ読み、2日もしくは4日で教科書を1周します。
この方法だと1カ月で7~15回読めるで、全体の流れの理解にも役立ちます。
以上の方法以外にもいい勉強方法はあると思うので、自分にあった勉強法を探してみてください。
世界史はインプットに時間がかかる科目なので、すき間時間を活用して効率よく勉強しましょう!